第２回：初期投資額は抑えよう
続きましては「投資入門者が知っておきたい基礎知識講座」
第２回：初期投資額は抑えよう です。
読んでそのままですが、投資を始める場合はできるだけ投資額を抑えたほうが良いというお話です。
ほうほう。でも株式投資とか、数百～数千万円位掛けるのが普通ではないの？
いえいえ、そんな事はありません。投資は1万円位でも出来るのですよ。
ええっ、そんな少なくてもいいの？
はい、投資信託でしたら１万円位から、株式投資でも投資対象の企業によりますが、２０～３０万円あれば投資できる企業がほとんどです。
そうなんだ。思ったより敷居が低いのだね。でも、どうして初期投資額を抑えたほうがいいのかな？
なんでもそうですが、最初は失敗しやすいものです。失敗の可能性が高い状況で、多額の投資は非論理的です。
そうだね。自動車教習でも最初は教習所、仮免取って一般道、最後に高速道路と順々にステップアップしていくものね。
テレビなどで時々、定年退職を期に退職金を元手に投資を始めたけど、大失敗して資産の大半を失ってしまう、という話があったなぁ・・・
なぜか、投資は数百万～数千万円位でやるものという先入観を持ってしまっている人が割といます。元手が沢山あるぶん、思い切りがよくなってしまうのだと考えられますが、これはとてもリスキーです。
とすると、最初の投資額はどれ位がいいのかな？
そうですね、様々なケースがありますが少なくても最初の２～３年は数万円から数十万円、多くても２００万円位を限度にすると良いと思います。
特に最初の投資は 失敗するという前提 でやった方が良いでしょう。大切なのは、「なぜ失敗したのか？」「同じ失敗をしない為にどうするか？」 などをよく考える事です。
失敗も大事な経験という事だね。退職金で投資を始めるなら、その数年前から小額でもいいから投資しておいた方が良さそうだね。
そうですね。できれば数十年前から始めておきたい所ですね(笑)
・最初の投資は失敗する事を前提に！
・失敗から学ぶ事が重要
次回は 第３回：集中投資はやめよう です。
投資前に知っておきたい投資入門講座
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