初心者の為の株式・REIT投資入門解説

第1回:証券会社で取引しよう

お辞儀をする若い男性解説者

皆様こんにちは、投資入門どっとこむ解説担当の解説太郎です。

このコーナー「投資入門者が知っておきたい基礎知識講座」では、投資初心者向けに対話形式で1つずつ、投資で大失敗を避けるためのコツを解説していきます。

高齢の男性質問者

うん、投資の事はよく知らないんだ。よろしく頼むね。

解説している若い男性解説者

はい、いくつかあるので何回かに分けて解説していきます。

今回はまず 第1回:証券会社で取引しよう です。投資初心者は、証券会社で取引すべきというお話です。

疑問に思う高齢の男性質問者

証券会社か。存在を知ってはいるけど、入ったことはないんだよね。

でも証券会社で取引しないとダメな理由って何?

解説している若い男性解説者

簡単にいってしまうと、証券会社以外で投資しようとすると、知らず知らずにハイリスクな投資になってしまうケースがある為です。証券会社で売買できる商品は、基本的に多くの人が取引している商品です。

多くの人が取引している商品というのは、需要と供給のバランスによって、適正価格での取引がしやすくなります。さらに言えば、取引している人間が多いという事は、必要な時に売却しやすいという事です。

疑問に思う高齢の男性質問者

ふむふむ、つまり逆に証券会社で取り扱っていない商品というのは、適正価格での取引が難しくて、必要な時に売却しにくいと言う事?

同意する若い男性解説者

全てがそう、という訳ではありませんがそういう傾向にある事は事実です。

高齢の男性質問者

ちなみに証券会社では、どういう商品を売買できるんだい?

解説している若い男性解説者

証券会社で売買できるのは、株式・債券・投資信託がメインですね。ここでいう株式は、証券取引所に上場されている企業の株式、つまり上場株式です。(*上場とは証券取引所に登録されている企業の事です)

債券は国が発行している国債や、企業が発行している社債などがあります。投資信託は様々な投資商品を一纏めしたものです。

疑問に思う高齢の男性質問者

なるほど。では証券会社を経由しない投資というと、どんなのがあるんだい?

先程の話だと、証券会社経由以外で取引するとハイリスクになりやすいという話だったけど・・・

解説している若い男性解説者

例えば、未公開株投資というものがあります。これは、証券取引所に上場していない企業の株式の事です。

上場株式と違い情報開示も義務付けられていませんし、取引市場もないので売却したい時に売却する事も困難です。一般的な証券会社では未公開株は取り扱いません。

高齢の男性質問者

なるほど、逆に証券会社が取り扱う上場株式は比較的に情報開示がしっかりしているし、取引市場が整備されていて、好きな時に売却しやすいと言う事か。

解説している若い男性解説者

その通りです。未公開株は詐欺がよくある商品ですし、詐欺でなくてもハイリスクな投資商品です。

未公開株は将来上場するから、今買えば将来大儲けできます!などと言う営業が来たら99%詐欺だと思ってください。

困っている高齢の男性質問者

そういえばニュースで未公開株詐欺とか聞いた事あるな・・・

解説している若い男性解説者

時々やテレビや新聞などでも報じられていますね。もちろん詐欺ではない未公開株投資はありますが、とてもハイリスクで投資初心者が手を出すべきものではありません。

説明を理解した高齢の男性質問者

未公開株投資がハイリスクなのは理解できたよ。他にはあるかい?

解説している若い男性解説者

アパートやワンルームマンションを直接購入・運営する現物不動産投資があります。これは一般的に不動産会社との取引になりますね。これも投資初心者にはお奨めできません。

疑問に思う高齢の男性質問者

アパート経営とかで、老後の資金をうまく作り出している人が割といそうだけど・・・

解説している若い男性解説者

もちろん、利益を出せる人はいらっしゃいます。但し失敗して、財産を大きく減らす方もいらっしゃる事も確かです。

なぜなら 現物不動産投資は知識と経験がない場合と、とてもハイリスクな投資となるからです。後述しますが投資に必要な資金が数千万に及ぶ事もあり、リスクが大きすぎるのです。

困っている高齢の男性質問者

そうかー、よく考えたら入居者が中々集まらなかったり、トラブルを起こす入居者がいても対処できるか分からないな・・・

困っている若い男性解説者

そのへん難しいですよね。

高齢の男性質問者

利益を出す云々以前の問題を回避するために、最初は証券会社を活用した方がよさそうだね。ちなみに銀行ではダメなのかい?投資信託とか取り扱っているみたいだけど。

解説している若い男性解説者

確かに、債券や投資信託等は銀行でも買えます。但し個別企業への株式投資は銀行ではできません。また銀行よりも証券会社の方が取り扱い商品が圧倒的に多いので、そちらを推奨しています。

正解と示す若い男性解説者

但し!証券会社で購入できる投資商品が安全という訳ではありません。投資である以上、全ての商品にリスクとリターンがあります。中にはとてもハイリスクハイリターンな投資商品もあるので、十分注意しましょうね。

説明を理解した高齢の男性質問者

おーけー!

同意する若い男性解説者

注目ポイント
・証券会社で買える商品は売却しやすい。
・証券会社を経由しない投資は、ハイリスクになりがちで投資初心者には不向き。

解説している若い男性解説者

次回は 第2回:初期投資額は抑えよう です。

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更新日:2019年12月20日

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