売買単位と注文の種類
売買単位
日本株の売買単位(単元ともいいます)は、ほとんどが100株単位です。一部企業やETFは1株・10株・1000株単位の銘柄もあります。
取引単位は四季報や、インターネット取引の場合は売買注文ページで表示されます。ヤフーファイナンスで企業名か証券コードを入力して調べる方法もあります。
注文の種類
株式・リート・ETFの取引注文方法は大まかに2種類あります。指値(さしね)注文と成行(なりゆき)注文です。下記図は板(いた)と呼ばれる売買状況を示す図ですが、これを参考にして解説していきます。
1つは指値注文です。これは指定した価格で購入もしくは売却する注文です。「1260円で100株売り」「1220円で200株買い」といった感じで価格と売買量を指定します。 一番簡単な注文方法です。
もう一つは成行注文で価格を指定しない注文です。「いくらでもいいから買いたい(売りたい)!」という時に使用する注文方法です。 下記図の場合は成行注文をすれば高確率で約定します。
例えば、下記板の時に成行買い注文を出せば1230円、成行売り注文を出せば1220円で約定(やくじょう:取引が成立する事)する可能性が高いです。 しかし注文した瞬間1230円の1300株が先に買われてしまった場合は1240円、もしくはそれ以上の価格で約定するかもしれません。 成行注文は現在値から大幅に乖離(かいり)した価格で約定する可能性がある事に十分注意しましょう。
売り数量 | 値段 | 買い数量 |
---|---|---|
1200 | 1270 | |
3400 | 1260 | |
1400 | 1250 | |
2500 | 1240 | |
1300 | 1230 | |
1220 | 2500 | |
1210 | 1400 | |
1200 | 100 | |
1190 | 5400 | |
1180 | 2000 |
更新日:2017年0月22日