配当性向
配当性向とは?
配当性向とは純利益の内、配当として株主に分配する割合です。計算式は一株配当÷一株純利益で単位は%です。 株主還元に積極的な企業の中には、今後の配当性向目標を設定している企業もあります。
負債比率が低く余剰資金が必要ない企業程高くなり、負債比率が高い企業程低くなり傾向があります。 決算関連資料に掲載されているケースとそうでないケースがあります。記載がない場合は自分で計算しましょう。
この指標はどういう意味を持つ?
この指標が高ければ高いほど株主還元に積極的であるという事です。但し高ければ高いほどいいという訳ではありません。
利益の大半を配当にまわしてしまうと当然内部留保が少なくなります。 内部留保が必要な分より少なければ、成長の必要な投資ができなくなったり、 事業に重大なイレギュラーが発生した場合、資本の蓄積が少なく事業継続に支障が出る可能性が高くなります。
更新日:2017年6月5日