ディフェンシブ銘柄
ディフェンシブ銘柄とは?
ディフェンシブ銘柄とは景気や左右されにくく、業績が安定しやすい銘柄群の事を指します。業績が安定しやすい為、配当性向も比較的高くなる傾向もあります。
どんな業種がディフェンシブ?
一般的にディフェンシブ銘柄とされるセクター(業種)には、製薬セクター・鉄道セクター・通信セクター等々があります。 医薬品の需要は好景気・不景気に関係なく必要とされますし、鉄道も景気関係なく利用せざるえないからです。
必ず安定して利益を計上できるか?
いえ、そんな事はありません。景気に左右されにくいという事と、安定して利益が出るという事は似て非なるものです。 新薬は一定期間利益が上がりますが、特許有効期間がすぎるとジェネリック医薬品と競合するため収益がある日著しく落ち込んだりします。そもそも新薬研究は大変なリスクがあり成功するとは限りません。 昔は電力業界もディフェンシブ銘柄と判断されていましたが、福島原子力発電所事故により原発稼動に左右される状況となった為、今はディフェンシブ銘柄と見なす人はほぼおりません。
ディフェンシブ銘柄=安定収益という事はありません。景気に左右されにくい事は事実ですが、別要因で収益が悪化する事はありえる事なので その点を十分に考慮する必要があります。
更新日:2019年1月4日