パラカ

事業紹介

　パラカは全国で時間貸し駐車場事業（コインパーキング）を営んでいます。 2020年現在、貸出駐車場台数は40000件程あり、コインパーキング業界では中堅に位置します。

パラカのビジネスモデル

　一般的なコインパーキング事業は、他者から土地を長期で借りて、数十分単位で駐車場を又貸しするサブリース事業です。 コインパーキング事業にかかる費用の大半は、地主への賃貸料となっております。

　その中でパラカは、運用している駐車場の一部を自社保有しています。2020年12月現在、駐車場約30,000車室の内、4,500車室は自社保有となっています。 駐車場用地を自社保有するメリットは、毎年の運営コストが少なくなる点です。 自社保有物件には地主へ賃貸料が掛からない変わりに固定資産税が掛かりますが、これは賃貸料よりずっと安価です。

　もちろん土地を自社保有するには多額の投資費用がかかります。 しかしその分、損益分岐点が下がり利益を計上しやすいのが駐車場用地を自社保有するのが、パラカのビジネスモデルです。

パンデミックの影響

　2020年から世界中で猛威をふるった新型コロナウィルスによるパンデミックによって、パラカなどのコインパーキング業界は大きな影響を受けました。 理由は主に外出自粛による、駐車場需要の急減です。

　今後あらたな緊急事態宣言や、新型コロナ以外のパンデミックが発生した場合は大きな影響を受ける可能性が高いと言えます。。

参考ページ

パラカ公式サイトIR
https://www.paraca.co.jp/ir/
パラカ2020年度通期決算説明会資料
https://www.paraca.co.jp/wp-content/uploads/2019/12/20201116_ir_setsumei.pdf

株価分析

株価	予想PER	株式益利回り	配当利回り
1600円	13.5倍	7.39%	3.56%

　 2020/12/18 時点の株価と 2022年9月 期の会社予想を元に算出しています

通期決算テーブル

決算期	売上	営業利益	純利益	一株益	配当
2018/9	13,670	2,153	1,881	192	45
2019/9	14,085	2,272	2,381	241.46	50
2020/9	12,471	1,393	748	75.49	55
2021/9	11,761	1,786	977	98.18	55
2022/9(予)	12,400	1,960	1,180	118.58	57
前期比	+5.4%	+9.7%	+20.8%	+20.8%	+3.6%

　予：会社予想　単位：(売上・営業利益・純利益)百万円 (一株益・配当)円

通期決算グラフ(売上・営業利益・営業利益率)

四半期テーブル

決算期	売上	営業利益	純利益	一株益
17/10～17/12	3,423	632	947	96.98
18/01～18/03	3,305	470	279	28.54
18/04～18/06	3,438	478	284	29.02
18/07～18/09	3,504	573	371	37.87
18/10～18/12	3,543	635	397	40.37
19/01～19/03	3,436	519	319	32.41
19/04～19/06	3,497	502	306	31.06
19/07～19/09	3,609	616	1,359	137.82
19/10～19/12	3,553	575	354	35.75
20/01～20/03	3,325	417	246	24.84
20/04～20/06	2,567	-92	-142	-14.34
20/07～20/09	3,026	493	290	29.27
20/10～20/12	3,088	524	313	31.5
21/01～21/03	2,860	360	206	20.73
21/04～21/06	2,878	432	176	17.7
21/07～21/09	2,935	470	282	28.34
前年同期比	-3%	-4.7%	-2.8%	-3.2%

　予：会社予想　単位：(売上・営業利益・純利益)百万円 (一株益・配当)円

四半期決算グラフ(営業利益)