ETFの探し方について
ETFをどこで探すか?
まずは国内に上場しているETFについて調べてみましょう。メジャーなところで日本取引所のETFページがあります。 国内株式をはじめ不動産・債券・海外株式等々の主要指標をベンチマーク対象としたETF一覧が検索できます。 様々なETFがある中でどのようなものを投資対象とすべきか考えていきましょう。
何の為にETFに投資するか?
まずETFを選ぶに当たって何を目的とするかという事が重要です。国内株に投資したいけど個別企業はよくわからないという場合は日本株ETFにより主要企業に分散投資する事ができます。 国内資産に偏重した投資を避ける為に海外に投資したいという場合も海外指数に連動したETFが有望な投資候補となるでしよう。
ETFの信託報酬
ETFを選ぶと時に重要な指標が信託報酬率です。ETFは投資信託の一種なので、投資額に応じて運用会社等に信託報酬を支払う必要があります。 基本的にETFから毎日自動的に支払われるのでETF所有者は特に何かする必要はありません。 一般的な投資信託では1%を超えるものが大半で物によっては3%を超えてくるものもありますが、 ETFは1%を超えるものは稀で0.1%以下のETFもあります。 長期投資する場合に信託報酬は運用結果に大きな影響があります。同じ指標に連動するETFが複数ある場合は信託報酬が低いものをが優先的な投資候補となるでしょう。
ETFの運用資産規模
ETFの運用資産は一定以上ない場合は対象指数とのあまり連動しない事があります。 さらに資産規模が低いということは流通しているETFも少ない為、換金性・流動性が低くなり適正価格で売買できない可能性がありますので、運用資産は最低100億円程度はあった方が良いでしょう。
基準価格との価格差
ETFは投資信託ですので毎日そのの基準価格(純資産価値)が公表されます。(大抵は1日遅れですが) 取引量が少ない場合、基準価格と乖離した価格で取引される事があります。安く購入できる事もあれば高く売却する事もありますが、その真逆という事もありえます。 特に市場がパニックに陥った場合はそういう傾向がありますので注意が必要です。 ETFを購入する場合は基準価格を調べて、その価格と剥離しすぎていない事をチェックしましょう。