初心者の為の株式・REIT投資入門解説

債券投資についてfirst choice

 債券投資はとても古くからから存在する投資商品です。債務不履行に陥らない限り、最初に決定された利率に従って利子が支払われます。銀行預金や郵便貯金も似たようなし用品ですが厳密には違います。

 債券投資と言えばまず思いつくのは日本国債です。但し昔はともかく、現在は日本銀行による大規模緩和により超低金利時代に突入しているため個人が日本国債へ投資するのは非効率的です。 (2017年5月現在、長期金利は0.1%) 0.1%といってもさらに税金で2割引かれ、0.08%の利回りとなり仮に1000万円預けても年間8000円しかもらえません。可能性は低いと思われますが、債務不履行の可能性がある以上 この利回りではとても満足できるものではありません。

 次は社債についてです。社債とは国家ではなく企業が発行する債券の事です。社債は国家発行債券に比べればデフォルト可能性が高い分利回りも高くなる傾向があります。 但し今現在、個人向け社債を発行する上場企業というのはあまり多くはありません。代表的な企業の1つにソフトバンクの社債がありますが、とても借金が多い企業なので それなりにリスクがあります。(ちなみに借金を多くする企業はよろしくないと事はありません。経済を回すためには多くの人が借金する必要があり、その点ソフトバンクや総合商社などは 率先して経済活性化に寄与してると言えます)ちなみに社債と言っても、株式市場に上場もしていない会社債券への投資はリスクがとても高いので注意が必要です。

 最後に外貨建て債券です。その名のとおり、外貨(米ドル・豪ドル・ユーロ等々)で発行される債券で大半は国家が発行するものですが、世界銀行や政府系金融機関、企業が発行するものがあります。 この商品に投資している個人・法人はとても多いです。この商品には3つのリスクがあります。為替リスク・金利変動リスク・カントリーリスクです。 カントリーリスクはそれを発行している国家がデフォルト(債務不履行)に陥る可能性がある事です。これは主に発展途上国で発生します。まれに先進国で発生する事もありますが・・・。 金利変動リスクは当該国の金利が上昇した場合に債券価格はこれに反比例して下落する事です。逆もありえます。 為替変動リスクは、その通貨価値が変動する事です。これはあまりに多い要因に作用されるため、とても予測が困難です。簡単に予測できると考える痛い目を見る事になるかもしれません。

戻るボタン
更新日:2018年12月31日
トップページに戻る
Copyright(C) 投資入門どっとこむ All Rights Reserved.
Released under the MIT license http://opensource.org/licenses/mit-license.php